オーストラリアのアンチダンピング委員会は、ベトナムのアルミニウム押出材に対するアンチダンピング（AD）関税を終了するよう勧告した。ベトナムのアルミニウム押出材に関するAD調査は、オーストラリアのアルミニウム製造会社Capral Limitedの請願を受けて、昨年9月に開始された。

委員会は、証拠はアルツハイマー病対策の継続を裏付けるものではないと指摘した。一部の輸出業者にとってダンピングは続く可能性があるが、調査中、ダンピングはオーストラリアの産業にほとんど影響を与えなかった。

このため委員会は当局に対し、6月27日以来ベトナムからのアルミニウム押出材輸入に対する1.9％のAD関税を取り消すよう勧告した。